冷蔵庫に見る日本人の食生活

家電製品オタクな私が最近思った事に、
冷蔵庫に見る日本人の食生活です。

日本のコンプレッサー技術の向上は目覚ましく、どんどん省エネ、小型化が進みました。
断熱材も改良に改良を重ねて、冷蔵庫の大きさに占める容量の割合も高くなりました。

専業主婦率の減少に伴い、週末に食料品をまとめ買いする家庭も増えたのでしょう。
冷蔵庫はその容量の大型化が進みました。

製造元もニーズが高くなった大型冷蔵庫をそれまでのターゲットを富裕層を大衆向きにしなくてはなりません。
更なるコストダウンを考えた結果、多くの製造会社がコンプレッサーを1つにするために、中央でコンプレッサーを2分しなければならない野菜室を一番下に配置することにしました。
野菜室を一番下にすることにより、製氷機能の配管も短く済む等のちょっとしたコストダウンが今の価格を可能にしたとも言えるでしょう。

でも一番下に野菜室って?

本来なら毎食の準備に開けるはずの野菜室が動線上に無く、立ったりかがんだりの動きが必要な一番下の引き出しにあるのが使いやすい冷蔵庫と言えるでしょうか?
冷蔵庫は今や10年以上使う白物家電です。
高齢化社会の日本に合った配置と言えるのでしょうか?

と思ったら、
今の食卓は冷凍食品がメインの家庭が増えたとのこと。
夫婦共働きも、高齢者も増えた日本の食生活の様変わりを冷蔵庫に反映されてしまったようです。

結論
私は冷凍食品がキライなんですけど~。