インターネットプロバイダーとMEMS

インターネットプロバイダーがMEMSビジネスに競って参入する気持ちはよくわかります。

マンションは耐火性向上と建設費用削減の為に、共用部分から専用部分に入る余分な空配管はまず有りません。

つまり通信用配管は1つ。
通信線を隠蔽配線するならマンション全体で1つの通信会社にする事になります。

もし、『他社も使えるようにする。』とマンションの総会で可決されたなら、2社名を選んだ区分所有者は玄関の隙間を超薄型配線が外付け配線で入る。玄関に隙間が無ければ、ベランダのエアコン排気口から通信線が入って来る等と、いずれにせよ配線が丸見えの見苦しい状態になります。

こうなると大抵は、そこまでして外付けになる2社名のプロバイダーを選ぶ人はいません。

結果、マンションの全員が同じプロバイダーに加入する事になります。
プロバイダーにしてみれば、こんなに美味しい事は無いでしょう。
半永久的に多数の顧客を確保出来るのですから。

マンション全体のエネルギーマネジメントが出来る自社のMEMSを導入してもらえればなおさらです。
各社が一斉に開発に乗り出しています。

あ~、その担当部署に入れて欲しい!
そんなやりがいてんこ盛りなんて妬ましい!
*私は全く関係ない会社で働いています。


結論
MEMSを制する者はマンションを制する!