リバースモーゲージで高齢者は救われるか?

私はネットスーパーで食品から薬まで購入しているので、めったにスーパーに行きません。
行くと何処に欲しいものが有るか探すのに時間がかかるし、重いもの・かさばる物を運ぶのもめんどくさいし、余分な物を買いやすいからです。

それでもシネコンの映画時間迄の時間つぶし位でスーパーに行く事が年に数回有ります。

そこで『そんな老後が待っていたら嫌かも?(-_-;)』
と思うのが、老夫婦の買い物中における(大抵の場合おじいさんの)一言です。

「年金が殆ど無いから、それを買ったら駄目だ。」

ホ、ホントに年金暮らしがきついのか、浪費家のお婆ちゃんを止めているのか、単なるドケチなのかわからないけど、格好や買い物かごの中身から、悪い想像しか出来ませんでした。

『高齢者破綻』という言葉をよく聞きます。
その救済になるかもしれない!と、ぬか喜びさせられた物の1つが『リバースモーゲージ』です。

リバースモーゲージ』は土地や住宅を担保にしてお金を借りる。月々の返済は使った分の利息だけ。借りたお金はポックリ逝った時に、その不動産が没収されるといったようなものです。
担保の住宅には勿論、一生住むことが出来ます。

私のような、
『借金するなら死んでしまえ!』
と親に言われて育った人間でも、
『最終手段はこれがあるっか♪』
と、将来年金がもらえなくっても何とかなるんじゃないかと楽観視しそうになりました。

しかーし!
世の中、そんなに甘くない!
ハードルが高い!高すぎる!

運営団体によりけりですが、マンションを担保にするなら、
・100歳時に築45年以内
・死んだ時のマンションの資産価値が5,000万円以上

って、世の中、この条件をクリア出来るマンションがどんだけ有るか言ってみろ~!

結論
やっぱ、ばばあになって貧乏になっちゃったら、今住んでいるマンションを賃貸に出して、自分は田舎に帰るか、六畳一間でトイレと風呂無しアパート(○○荘とかいう名前)に住むかだなあ~(-_-)