上司が死んだら泣けるか?

先日、世界中の誰もが知っている会社の元社長の娘である友人と話をしていた時に、

「お父さんは会社を辞めて何十年と経ってから死んだんだよ。密葬なのに凄い数の社員が来てみんな泣いて棺桶にすがってたんだよ。びっくりした。」

私はその話を聞いて、
『私は上司が死んでも泣かないなあ。』
と思いました。
泣かないどころか、
『ざまあ見ろ~。』
と思うかもしれない。

私は酷く冷たい残酷な人間なのだと思った時、
1人の上司を思い出しました。

その人のお陰で私は営業部門に転勤する事が出来ました。
そして人に頭を下げる事を学びました。
それまでの私は世間知らずの高飛車で本当に嫌な人間だったと思います。

その後も営業部門に長く所属する事が出来、多くの事を学び、久々に総務部門に戻りました。

もっと長く営業部門に所属したかったのが本音ですが、営業部門で得た知識を管理部門で生かせる筈だと信じています。

これ程前向きになれたのは、あの上司のお陰です。

その上司は私は営業部門に移った数年後に癌で他界されました。

私はお通夜に参列させて頂いた時、
『この人が亡くなるよりも、自分が死んだ方がよっぽど世の中のためになるのになあ。』
と思いました。

人間誰しも尊敬する人がいるはずです。

幸いにも私は尊敬する人だらけで幸せな人間です。
尊敬する人に上司がいるかいないかは、部下の立場ではあるものの、自分自身にも起因する事ではないのでしょうか?


結論
隣の部署の管理職は、部下の個人情報が入ったパソコンのハードディスクまるごと、盗難に合っていた(゜ロ゜;
どんな人間関係が有ったんだ!