中古マンションは夢を売れ!

うちのマンションはおかげさまで中古で出ても直ぐ売れます。
築10年以上経つにも関わらず、青田買い時の価格で売却されます。
そんなマンションでも『直ぐ』に多少の差が有ります。
1~2ヶ月位の差ですけど。
他のマンションでも同じ建物にも関わらず、やはり部屋ごとに差が見られます。

退去済みで壁紙等の改修済みは比較的早く売れます。
逆に遅い物件は、まだ居住者がいて室内が生活感に溢れているような所です。
(未だ抵当権付き等は論外)

例えば、
子供のオモチャ等が散らかっている
障子が破れたまま
荷物が多い
掃除が行き届いていない
インテリアがダサい
玄関に靴がやたら出たまま
キッチンのシンクに洗い物が残ったまま
等々

こういう部屋はかなり値段を落とさないと直ぐには売れません。

中古マンションは、買い手にしてみれば『見た時に空室』により魅力を感じがちです。

私は『マンションを買っちゃおっかな?』と思って、実際に青田買い契約書にサインするまで1ヶ月位のバカ女でした。

その1ヶ月位の間に、休日の昼間はモデルルームや中古マンションをハシゴしまくり、夜は建築士や不動産関係の友達に会って色々教えてもらったり、合間にマンションに関する本を読んだりしました。

今のマンションを青田買いした理由は慌てていた訳では無く、これ以上自分が求める+中古になっても売りやすい条件に合った物件は、今後出ないと思ったからです。

話は戻って中古マンションについてです。
私は中古マンションを色々見る中で、まだ入居者がいるマンションは見学しても、どうもピンと来なかった。
何故か?
それは『夢が見られなかった。』からです。

誰だって不動産は大きな買いものです。
だからこそ『マンションを買ったらオシャレなインテリアにして~♪いつもキレイにして~♪充実した日々をおくるの♪』な~んて、ホンマかいな?って位、夢を見ます。
『夢を買う。』のが不動産でしょう。

それなのに散らかった(失礼。)生活感てんこ盛りの部屋なんて見たら、
『マンション買っても場所は変わるだけ。直ぐ散らかって、掃除も大変。おまけにローン地獄が付いて来る~。』
な~んて思って、そんな中古物件を買う気になりません。
それを買い叩いて、購入後に賃貸に出す大家になるが目標の人なら別ですが。

住みながらにしてマンションの売却を検討している人は、購入検討者が来る時位、部屋をスーパーキレイにして花なんぞ飾り放題でないと、よい条件での売却は厳しいですよ。

結論
不動産を買う時は、誰でも夢見る夢子ちゃん。