町の商店の逆襲

私は地方都市に住んでいます。
そこで応援しているのは、危うくシャッター通りでシャッターを閉めかけた店舗が息子(もしかして孫もいるかも?)の代になり、すざましい回復を遂げたと思うや否や、凄い売上を出している店舗です。
それがあちらこちらの商店街で起こっているのです。

理由はインターネット。
息子達は同じ商品を大量に仕入れ、薄利多売で売りさばきます。

同じ商品なら、誰だって少しでも安い商品を買いたがる。

店によっては優良顧客が紹介した客のみの会員制にして、恐竜のしっぽのような商品(買い手は少なくてもニーズが有る)を薄利多売で売る。
例えばこれがカルト酒(生産量が少ない美味しいけど有名じゃあない酒)だったりしたら、マニアは喜んで顧客になり、その店から離れません。
店にとっても、舌の肥えた酒好きは富裕層が多いので、お互いウィン ウィンの関係を継続出来ます。

商売を成功させている息子達が、その商品やネット、経済学に凄い知識が有るかと思えば、そうでもない。その商品がキライ、酒は一滴もダメという息子もいる。

面白いもんです。

とにかく、巨大店舗に惨敗感が有った街の小さな店舗が反撃に出て、驚く程の売上を出している。

なんだか『自分も負けてられない!諦めちゃあダメだ!頑張ろう!』って気になって嬉しいです。

結論
今日は有給休暇でデパートをぷらぷら。
(で、実際はネットで買う。)