人に甘える文化の日本人
私は、社外の色々な業種の人達とワインを飲むのが好きです。
いつも新鮮なアイデアに目が覚めるというか、パッと目の前が開けるからです。
最近、ちょっと気になる事がありました。
年に数回ご一緒させていただいている方から
「今度の自分が主催者の持ち寄りワイン会に、とても良いワインを用意しましたので、お楽しみに。」
というメールが届きました。
その方の良いワインは、五大シャトーよりも良いものを指しています。
こりゃいかん!
持って行くワインを再検討しなければ!
と、他のメンバーに連絡すると、
「その人は医者だから、自分達サラリーマンと収入が違う。追わなくったって、みんな予定通り予算最大1万円のワインでいい。」
と言われました。
その考え方も十分わかります。
私は自分でワイン会を企画したり、呼ばれる側だったりと両方の気持ちがわかります。
『自分が企画したワイン会に来ていただくだけでありがたい。だから最大のおもてなしをしたい。』
でも、そこで呼ばれる側の『収入が違うから』という言葉に幻滅しました。
それって、言い訳であり『単なる甘え』でしょう?
タクシー乗ったって、雑誌買ったって、電車乗ったって、収入比例の料金を請求されない、それと一緒でしょう。
確かに用意していただけるワインに勝ちっこ無いのは判っています。
だからって、およばれする側がそれに甘えるだけ甘えるのはいかがなものでしょうか?
自分でワイン会を主催したことが無い人の意見なのかなあ?思いました。
結論
自分のセラーから1970年のシュヴァル・ブランを出しましたよ~。もう、これ持って行きますよ~。シュヴァル・ブランが前座になるワイン会ってどーなの?