商品開発をした人達に会ってみたくなる商品
私が最近『こっ!これは!』と、驚いた商品がこちら↓
電動式カビ取りスプレーです。
何故、そんなに感動しているのか?と言いますと、
『商品化するまでに凄い葛藤があったに違いない!』と思うからです。
私は大好きなマンションの浴室掃除に『もしかして使い過ぎ?病的潔癖症?』と思う位カビ取り剤を使います。
そんな私がこの商品の製造販売会社の社員だったら、
『あ~、電動式スプレーなら楽なのに~。』
と思っても、こんな事位で電動式が欲しいって思うのは私だけ?
大量にカビ取り剤を使うって知られたら、カビだらけのゴミ屋敷みたいな部屋に住んでる人と思われちゃう?
と思って、
『電動式カビ取りスプレーを作りましょう!』
なんて言えないでしょう。
そこを乗り越え、
「課長!電動式カビ取りスプレーを作りましょう!」
と言っても、売れる根拠がなければ、
「アホか?!誰が買うんだ!」
の一喝で終わってしまいます。
世の中、多くの奥様は少しでも安い食材を求め、店から店を渡り歩きます。
数十円でこうなのに、贅沢品に分類される電動式カビ取りスプレーを買う人がどのくらいいるか?
いくらなら売れるか?
上司を納得させる数字を如何に調べあげるか?
アンケートなどあてになりなせん。
人間誰だってホンネと建前が有り、アンケート結果は平気で裏切ります。
そこを乗り越え上司を納得させることが出来たとしましょう。
ではいくらなら買ってもらえるか?
財布の紐が堅い主婦に買ってもらえる額は?
私のような好奇心の固まりで、『時は金なり』の人間でさえ、買うのをためらいました。
無くても良い、買うことに多少の罪悪感すら感じたからです。
この電動式カビ取りスプレーがどのくらい受け入れられ、売上がどのくらいか想像出来ません。
でもこういう商品を作る事が出来る会社を応援したいです。
結論
誰かこ商品開発をした人達を紹介して~。